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群馬県富岡市

市民体育館の大規模改修 9月補正で設計料を

2023/06/27 群馬建設新聞

富岡市はYokowoシルクアリーナ富岡(市民体育館)の大規模改修に当たり基本方針を明らかにした。9月補正予算に設計委託料を計上する予定。発注担当課は入札方式について公募型プロポーザルも視野に検討中としている。2023~24年度の2カ年で設計を行い、25~26年度で工事を計画する。

シルクアリーナ富岡は上黒岩1377-1の敷地190・122㎡に建つRC造一部S造2階建て、延べ床面積は6361・5㎡、1994年8月に竣工した。内部には◇アリーナ=2232㎡(観覧席320席、放送室、器具庫)◇トレーニングルーム=139㎡◇トイレ=135㎡(男子、女子、障害者用各2カ所)◇剣道場=355㎡(師範室、器具庫)◇柔道場=355㎡(師範室、器具庫)◇ロッカールーム=120㎡(男女各1カ所)◇会議室=140㎡◇視聴覚室=63・5㎡◇医務室=22・8㎡-が整備されている。また、陸上競技場側附帯施設として450席の外部観覧席や器具庫、放送室、更衣室の他、男子トイレ、女子トイレ、障害者用トイレ各1カ所を配置している。

建築工事として雨漏り防止、アリーナ床の張り替え、トレーニングルームの拡張を計画する他、交流スペースや観覧席増設の検討する。

電気設備工事についてはLED照明への更新、デジタル機器の導入、高圧引込ケーブルの更新、太陽光発電設備の検討を行う。

機械設備工事では空調設備の設置および更新、消防設備と中央監視装置の更新、多機能トイレの設置を実施。

その他工事としてユニバーサルデザイン対応駐車場を設置する。

改修に当たっては国民スポーツ大会をはじめ、各種大会や競技の施設基準を考慮した施設とする。また、災害時の大規模避難所としての機能を有する施設とするほか、コンベンション施設として大規模な展示会等の活用を検討する。

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