県企業局団地課は、2022年8月に未来投資戦略会議(旧:企業誘致推進本部)で選定された新規産業団地、北毛のM地区について開発スケジュール案などを示した。造成工事に向けた測量調査設計を24年度上半期から25年度まで実施、造成工事は同年度からを計画。総事業費は30億円を試算している。
開発を予定している箇所の面積は約19ha。分譲予定地の面積を約16haとする。地元の調整が概ね終了し、24年1月に用途地域設定手続きが整う見通しとなったことから、地元自治体の要望に基づき、新規産業団地の整備に着手する。なお、事業箇所の市町村名は事業化決定後に公表する運び。
開発地域では、市が担当して埋蔵文化財調査を24年度末まで行う。その間に、都市計画審議会や用地地域設定などの手続きを進めていく。団地課は年明けにも事業化を決定。その後、用地買収に着手する。また、24年度の上期に測量調査設計を発注、25年度には造成工事を開始し26年度中に完了、確定測量を行い27年度には分譲となる見通し。
9月補正予算案には用地買収費として12億8200万円を計上している。