記事

事業者
群馬県長野原町

長野原町は24年当初予算を公表

2024/03/13 群馬建設新聞

長野原町(萩原睦男町長)は、12日に可決された2024年度当初予算を明らかにした。応桑小学校改修に工事費2億6750万円、応桑小学校公園遊具設計・設置事業費へ2500万円を確保した。学校統合により空き校舎となる応桑小を診療所へ大規模改修するもので、建物の改修および外構工事の設計は、ようび(岡山県岡山市)が担当している。

一般会計の総額は48億5378万5000円。対前年度と比べて1億7440万1000円の増加、前年度比3・6%の増とした。普通建設事業費は6億2298万4000円とし、前年度から2742万6000円の減少、同比4・4%減となった。

応桑小学校(応桑20-2)の改修は、校舎にへき地診療所(応桑1449-2)の機能を移転するもので、校舎1階を中心に病院として利用するほか、院外薬局や地域住民が集まれるオープンスペースも整備する方針。また、校庭部分は20~30台分の駐車場を確保する。

このほか、同小学校で公園の造成を計画しており、24年度に設計の委託および工事の発注を行う。設計委託料に350万円、工事費へ2150万円をそれぞれ配分している。校舎は、RC造2階建て、延べ床面積1718㎡の規模で、運動場は敷地面積5186㎡。25年4月からの供用開始を目指している。

土木費では、橋梁維持事業費4399万7000円を、横壁地内にある町道横壁河原湯線の西久保橋の補修工事、橋梁点検業務委託などへ充てる。また、町道の補修や側溝の整備へ道路維持補修工事費6000万円などを計上している。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら