昭和村（堤盛吉村長）は14日、２０２４年度当初予算を示した。君河原橋の耐震補強事業に４０４２万円、宅地分譲事業に整備費として３０００万円を計上。また、防火水槽の更新事業として２２２７万３０００円を盛り込んだ。

一般会計予算は47億２８００万円。対前年度比で１・３％減。工事請負費総額は３億８５０６万５０００円。対前年度29・９％減で、前年度から１億６４４０万４０００円減額となった。

森下地内に位置する君河原橋の耐震補強工事は、工事費として３５００万円、積算などの委託料として５００万円を計上。工事発注は夏ごろを目処に行いたい考え。工事は２～３年かかると見込まれており、単年度ごとに予算計上する方針としている。

森下地内の宅地分譲事業は、造成工事費として３０００万円を計上。農協跡地に全６区画で整備する。

防火水槽更新事業では、糸井地内の防火水槽を貯水量１８０立方ｍの規模で更新する。設計は直営でまとめる。第２四半期の工事発注を目指している。

道路維持補修事業では、村道の維持補修工事６カ所と村内主要道路の外側線設置工事１カ所を予定している。

小規模農村整備事業では、地元から要望のあがっていた村内の３カ所の農道と１カ所の水路で補修工事が見込まれている。

このほか、林業振興事業として工事費１８７２万円、体育施設維持管理費として１３８０万円の工事費を盛り込んだ。