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群馬県東吾妻町

バスタ東吾妻の基本構想を策定

2024/03/26 群馬建設新聞


東吾妻町は、植栗地内で県が整備を進めている上信自動車道植栗・中之条インター付近に、バスターミナルとなるバスタ東吾妻(仮称)の建設を計画しており、25日に基本構想を策定した。バスターミナルとあわせて、道の駅の併設も計画している。施設の整備や管理運営の方式についてはPPP/PFIを検討しており、25年度には導入調査を行い、基本計画を策定する。

バスターミナルは、東京方面から訪れる高速バスのターミナル機能、町内の循環バスの発着点としての機能を持つパークアンドライド駐車場として整備するほか、道の駅の併設も計画している。

整備手法については、設計段階から複数の民間事業者との連携をとっていく意向を示しており、DB方式やDBO方式、PFI方式およびコンセッション方式などを検討していく。

施設は、町の公共交通の利便性強化と地域の活性化につなげるために建設を行うもの。地域振興や情報発信、休憩施設などを一体化した施設を目指しているため、構想では道の駅としても整備を進める。

設置場所は、県道渋川東吾妻線の植栗交差点付近を予定しており、具体的な建設地や規模などは基本計画で策定する。計画の策定後、用地の取得を行う。

順調に進めば、26年度~27年度に設計をまとめ、28年度の工事着手を目指している。上信自動車道吾妻東工区の開通が予定されている29年度に合わせて供用開始したい考え。基本構想の策定支援業務はアイ・ディー・エー(高崎市)が担当している。

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