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空調更新で設計着手へ 東山梨行政事務組合

2024/04/09 山梨建設新聞

 山梨・甲州両市の消防や斎場などの運営を担う東山梨行政事務組合(甲州市塩山西広門田)は、2024年度予算を公表した。東山聖苑と同組合庁舎の空調更新に向け設計費を計上。いずれも25年度の着工を目指す。このほか本年度は監視カメラの更新工事などを予定している。

 東山聖苑は平屋建て(一部2階)で延べ床面積は2062㎡。複数の建物で構成されており、全面的に空調を改修する予定。24年度に基本・実施設計を行い、25年度着工・完成を目指す。両設計は一般競争入札で委託する予定。4月にも公告し、5月に入札を行う見通しだ。24年度はこのほか、炉の積み替え(1基)、監視カメラ・モニターを更新する予定で、工事費1507万5000円を計上している。

 同組合庁舎は3階建てで延べ床面積は2396㎡。建設から25年以上が経過しており近年空調の修繕の頻度が増えた。部品の調達も難しくなってきており、抜本的な対策が必要となっている。空調は屋上にある室外機からダクトを通して各部屋へ送風している。設計は4月にも指名競争入札で委託する予定。指名業者は同組合の入札参加資格がある業者から選定する。委託費として570万9000円を24年度予算に計上した。

 消防施設関連では、カーポート(2台分)の設置も予定しており、87万3000円を盛った。


【写真=空調を更新する同組合庁舎】

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