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坂戸IC地区、環境アセス進行

2024/04/10 埼玉建設新聞

 県や坂戸市は、坂戸インターチェンジ(IC)地区土地区画整理事業の環境影響評価準備書の縦覧を開始した。計画地の面積は47・4ヘクタール。環境影響評価の後、早ければ2024年度の終盤から造成工事に入る工程案を示した。

 造成した土地を産業用地として民間に売却する。進出企業による建築工事の開始は26年度からを想定。都市計画の決定権者を坂戸市、区画整理の事業者は大栄不動産が務める。

 計画地は、圏央道坂戸IC北側の坂戸市小沼地区。市街化調整区域であることから、市街化区域に今後編入し、用途を工業地域に変更する。

 総面積47・4haのうち企業用地に29・2ha、都市計画道路に2・2haを充てるほか、区画道路3・4ha、歩行者専用道路0・2ha、水路0・8ha、調整池10・1ha、公園1・6ha、鉄塔0・1haをそれぞれ確保する。

 進出企業の業種には製造業、または運輸業を期待している。現時点で企業用地は三つの区画(3・7ha、18・18ha、7・33ha)に分ける見通しを環境影響評価準備書に示した。調整池は計画容量8万6075?の1号と、同7575?の2号を配置する。

 準備書の縦覧は5月10日、意見書の提出は同24日まで。環境影響評価は環境管理センター(東京都八王子市)が受託している。

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