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群馬県前橋市

前橋市が旧広瀬中学校で改修工事を8月ごろ公告

2024/04/12 群馬建設新聞


前橋市はスポーツ施設への改修を行う旧広瀬中学校(後閑町437-1)について、施設の改修工事を建築・電気・機械の3分離で発注する。既存施設の一部で解体工事を実施するため、解体が完了する時期と合わせ7~8月ごろの公告となることが見込まれる。また、外構工事は8月以降の公告となる。設計はアーキズムあすか設計(前橋市)が受託してまとめた。

改修工事を実施するのは◇普通教室棟・図書館棟(RC造3階建て、延べ床面積2448㎡)◇技術棟(RC造平屋、床面積256㎡)◇体育館(S造平屋、床面積949㎡)◇柔剣道場(S造2階建て、延べ床面積343㎡)-の4棟が対象。

各棟の改修内容は、共通して照明のLED化を実施。全体で年度内の完成を目指す。

普通教室棟および図書室棟で床面の塩ビシート転換工事や内壁の再塗装、間仕切りの変更、建具の改修などを予定。空調改修、屋上および給排水管の改修なども実施する。

技術棟は、床の塩ビシート化や内壁の塗り替え、建具改修のほか空調新設、屋上改修などが内容となる。

体育館は床面を長尺弾性塩ビシートに転換、空調新設、更衣室の改修などを実施する。

柔剣道場は共通して空調設備の新設と更衣室の改修を行う。また、柔道場は畳の置換、剣道場はフローリングの張り替えを行う。

このほか外部ユニットトイレの新設や受水槽・浄化槽、受変電設備などの改修も行う。

外構工事については本体工事の進捗を見ながら、8月以降の公告を予定。運動場の用地を残すように敷地の周囲約1万2000㎡を対象にアスファルト舗装を実施する。

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