花角英世知事は、新メンバーを迎えて10日に行われた新年度１回目の庁議で、危機管理と風通しの良い職場づくりを県幹部職員に要請した。

　冒頭のみ公開された庁議で花角知事は、能登半島地震に触れ、「自然災害など通常ではない出来事が発生した場合の対応に危機管理を意識していただきたい」とした。また、新発田地域振興局での談合事件を受けて「職員が一人で課題や悩みを抱えることが無いよう、コミュニケーション、意思疎通を図り、風通しを良くする取り組みを進め、あわせて働き方改革に職員のワークライフバランスが実現できる目配り、気配りをお願したい」と要請。「庁議メンバーも意思疎通、横の連携を図り、ワンチームで仕事を進めていきたい」と語った。

【写真＝本年度１回目の庁議】