南部町は、活性化センター改修工事を本年度に進める。工事は一般競争入札で行い、今月中に公告して5月中旬に一括での入札執行を目指す。改修は建物屋根の雨漏りや内部の空調全般の更新のほか、雨漏りの影響に伴う壁や床を直す工事を単年で進める。
建物は福士28505-2に既存し、町の本庁舎が隣接する。工事では経年による老朽化から、降雨の際に屋根からの雨漏りがひどい状況にあることから改修するほか、建物内部に備わる空調設備の全般を取り替える。
このほか雨漏りの影響によって建物内部フロアに貼られている壁紙や床などにも影響が出ているため、更新や改修を行う。町では建物を長寿命化させていく観点から改修工事を進める。
設計業務については昨年に雨宮建築設計事務所(甲府市)が担当して進めており、成果品は納品済みとなっている。
工期は7月から12月までの工期で進めて完了させる。
同センターの概要は2001年8月に建設されたRC造2階建て、延べ床面積は1551・81㎡。内部には多目的ホール、工作実習室、調理実習室、展示室、研修室などを配しており、地域交流の場や軽スポーツも行うことが可能な施設として供用されている。
事業費には本年度の当初予算に2億3256万2000円が盛り込まれている。
【写真=空調更新などを行う活性化センター】