早川町は、弁天橋北側の耐震補強工事を進める。工事は本年度の渇水期中の施工を予定する。発注時期は昨年8月末に入札を執行した同橋南側に架かる橋梁の耐震補強工事と同じぐらいの時期を本年度に想定する。工事内容は伸縮装置の取替えや落橋防止システムの補強などを行う。
千須和と小縄を結ぶ橋梁の耐震工事を進めるもの。
同橋は一級河川・早川に架かっており、川の中央付近に位置する小さな島を境に、南側の鋼桁橋と北側のトラス橋で構成されている。建設年度は1982年。
本年度は北側に架かるL65mのトラス橋を対象に耐震補強を進める。南側に架かる鋼桁橋の耐震は昨年度に発注済みとなっており現在施工中。
北側に架かる橋の工事内容は、ひび割れの注入や伸縮装置の取替えを行う。このほか支承部分のさびを防止するための処理工、落橋防止システムの補強を予定する。
設計業務は、南側の橋梁と同じく長大(東京都)が担当してまとめた。成果品は納品済み。
工期は、本年度の渇水期から着手して、2025年度に繰り越して完了させる見通し。
事業費は本年度の当初予算に6320万円が盛り込まれている。
【写真=耐震補強を行う北側のトラス橋】