北本市は全ての小・中学校体育館への空調整備に取り組む。対象校の内訳は、小学校全７校（中丸・石戸・南・北・西・東・中丸東）と中学校全４校（北本・東・西・宮内）。空調設備を整備するとともに、合わせて各体育館の照明ＬＥＤ化も実施する計画となる。本年度内に全校分の設計をまとめた後、順調に進んだ場合は２０２５年度に施工へ入る見通しだ。

　各学校体育館は学校だけでなく災害時の避難所としても活用している。教育環境・避難所環境の改善を図り、全校体育館への空調設備を目指す。

　アスベスト含有調査などを通じて施設の現況を精査し、各校体育館への空調設置方法を検討。学校行事の予定なども踏まえながら、各校の空調整備工程を具体化させる。

　各校体育館の規模はいずれも２階建てで、西中学校がＲＣ造、ほか10校はＳ造となる。おおむねの延べ床面積が約７８０㎡～１２７０㎡。