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国土交通省信濃川下流河川事務所

建設業PRと地域貢献に関屋モリ上げ隊結成

2024/04/25 新潟建設新聞

 北陸地方整備局信濃川下流河川事務所と同事務所発注工事および業務受注者の若手でつくる関屋モリ上げ隊の結成式が23日に開かれ、8年目の活動をスタートさせた。

 「関屋モリ上げ隊」とは、信濃川下流河川事務所職員と同事務所発注工事および業務受注者の若手が、建設業のPRや地域貢献活動、現場パトロールなどを通じた技術力向上を使命に活動する。その若い力を武器に建設業界が抱える担い手不足や技術力の伝承などといった諸課題に官民の垣根を越えて立ち向かう組織。

 結成式では、隊員の自己紹介とともに本年度の活動計画案を確認。メンバ―は同事務所職員と4月時点で稼働中の北陸パブリックメンテナンス、福田組、廣瀨、開発技建、SKプランニングの若手20人。隊長は同事務所管理課の神山大空氏が務める。今後、発注が進めば、さらにメンバーも増える見通し。

 また、本年度の活動計画案では、管内工事現場の視察や安全パトロール、地域のイベント、清掃活動への参加、小中学生を対象とした出前講座への協力などを予定している。

 隊員たちを陰で支える同事務所の松﨑竹史副所長は「2017年に結成され、これまで7年間活動を行ってきた。週休2日やICT、DXなど、モリ上げ隊結成当時と建設現場も徐々に変わっている。若手の技術力向上と建設業PR、地域貢献を柱として、関屋出張所管内から建設業の活性化、魅力向上へ関屋モリ上げ隊で取り組んでほしい」と要請した。

【写真=官民の垣根を越えて活動】

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