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埼玉県川島町

川島町、鳥羽井沼と周辺活用で事業パートナー募る

2024/04/25 埼玉建設新聞

 川島町は、鳥羽井沼と周辺を生かす官民連携の事業提案を5月10日まで受け付ける。対象の敷地面積は約3万㎡(うち池・沼が1万2000㎡)。提案が町の戦略と合致した場合、提案者を今後の事業パートナーとして選定する。

 対象地を生かすための柔軟なアイデアを幅広く募る。鳥羽井沼については町の上位計画が特に定められているわけでなく、民間ならではの自由な発想に期待する。

 事業パートナーが決まった場合、より具体的な話し合いに移行する。公共事業の計画段階以前の話し合いといった位置付けであり、協議等に要する事業者側の費用を町が負担するものではない。こうした提案募集は、川島町で初の試み。

 庁内検討の中ではこれまで公園活用などの案も浮かんだが、判断は固まらず、今回募集に踏み切った。事業パートナーとの協調の結果、鳥羽井沼活用の方向性・事業化が決まれば、具体的な予算措置に動く。

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