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群馬県高崎土木事務所

県高崎土木事務所石坂聡所長就任インタビュー

2024/04/26 群馬建設新聞

渋川市出身で、1964年11月生まれの59歳、血液型はO型。自身の性格について「大ざっぱで明るい性格」と笑う。

高崎土木への配属は6回目。都市計画高崎事務所時代も含めると高崎地域は14年目となる。昭和の時代から高崎地域の業務に携わっており「現在までの目覚ましい発展の一助を担えたのかなと感じている」と笑顔を見せる。また「今後も高崎市と緊密に連携し、高崎市と群馬県の未来につながる社会資本整備を進めていきたい」と気を引き締める。

趣味はサウナに入ることとニンニク栽培。サウナは「最近、苦手であった水風呂を克服し、サウナの気持ちよさに目覚めた」という。先月には剣持建設企画課長御用達の「Dホテルに宿泊し、サウナを満喫してきた」と笑顔を見せる。ニンニク栽培は「眞庭前県土整備部長直伝で、6月の収穫を楽しみにしている」と話す。

所管地域の課題について「井野川では近年、頻発化・激甚化している気象災害のリスクを抱えている」と話し「事業中の調節池を早急に完成させ、沿川住民の安心な暮らしを確保しなければならないと考えている」と気を引き締める。

西毛広域幹線道路高崎西工区が2023年度末に開通し、残すは高崎工区と高崎安中工区となり「開通により特に高い事業効果が見込まれる高崎工区の完成が待たれるところであるが、4車線の新幹線跨線橋には莫大な予算と工事期間を要するため、しっかりと予算確保に努めていきたい」と着実な事業進捗を図っていく考えを示した。

これまでの思い出深い事業としてGメッセ周辺道路整備事業を挙げ「完成年次が定められた非常にタイトなスケジュールの中で説明会や用地交渉を行わなければならなかったのがプレッシャーだった」と振り返る。「大変厳しかった地元説明が終わった夜に現在の三輪戦略企画課長、寺内館林市都市建設部長、小暮河川課補佐と高崎市内の焼き鳥店で度々反省会を行ったことが懐かしい思い出」と話す。

若手職員には「技術や知識の習得は一朝一夕とはいかないので、焦らず日々経験を重ねてほしい」とエールを送る。

建設業界へは「気象災害時等において、高崎地域の安全安心を守る大変重要な役割を担っていただいている。また、近年度々発生する豚熱の迅速な対応など県民生活を守る危機管理上なくてはならない存在であり、その対応に大変感謝している」と話す。

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