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埼玉県さいたま市

さいたま市、産廃焼却施設を代執行で解体へ

2024/05/01 埼玉建設新聞

 さいたま市は、廃棄物処理法上の行政代執行により岩槻区平林寺97-1ほか地内の綾瀬川沿いに立つ民間施設の産業廃棄物焼却施設を解体・撤去する。

 工事発注の前に基本計画を年度内のうちに定める。施設内の有毒物質に関する事前調査の結果を踏まえ、適切な除去方法、解体工法を判断する。

 市によると、対象施設は、民間事業者の産業廃棄物処分業の許可が取り消され、競売により土地所有権が移転した後も解体が行われてこなかった。

 市は、ばいじん等の飛散・流出防止に関する行政処分を1月に出したが、期限までに解体着手されず、資力不足で命令を履行できないとの申し出もあり、代執行を決めた。

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