【利根沼田】JA利根沼田は、昭和村地内で野菜集荷所の新設工事を計画している。早ければ本年度後半にも一般競争入札で公告する見通し。既設の集荷所などの施設が老朽化しており、農林水産省が新設した補助事業を活用し、集約化し新たに整備するもの。設計はJA全農ぐんま(前橋市)の施設農住部に委託する予定。
建設予定地は昭和村総合運動公園(昭和村糸井5895)の望郷ラインを挟んだ西側付近で、住所は昭和村糸井野中5147-1、5148、5149、5150-1、5150ー2、5151、5152、5153-1、5167-1、5172-1、5173-1、5174-1、新南原5877-1、5877-2、5877-3、5878-3、5880-1。敷地面積は4万1913㎡。用地は取得済みとなっている。
8月には造成工事に入りたい考え。造成工事は非補助事業で、オーケンコーポレーション(沼田市)へ随意契約での委託を予定している。造成工事として、盛土の土量3万4425立方m、切土の土量2万1312・5立方mで行う。盛土高は4・084m、切土高は3・244mとなる。
工事は、JA利根沼田が維持管理している各施設が1970~80年代に建てられたものが多く、老朽化のため修繕費用がかさんでいる状況のため計画。農林水産省が2024年度補正予算で開始した新基本計画実装・農業構造転換支援事業を活用し、施設を集約化し新たに整備する。今回、集約化する施設の建築年と床面積は▽赤城根中倉野菜集荷所(沼田市利根町多那1399)=1977年建築、360㎡、80年増築137・54㎡、84年増築330・3㎡、91年増築267・98㎡▽久呂保野菜予冷庫(昭和村赤城原746)=78年建築、963・8㎡、89年増築386・86㎡、97年増築355・27㎡、07年増築376・36㎡▽糸之瀬予冷庫(昭和村貝野瀬中野下4502-19)=78年建設、1312・5㎡、84年増築527・25㎡、89年増築1495・8㎡-。いずれもS造平屋で、床面積は概算となっている。
年内にも基本計画を決定し、補助事業が採択されれば、本年度後半にも公募を開始予定。27年度に着工し、施設の利用開始は28年度中を目指している。
新設する野菜集荷所の規模は、将来的な生産量などの見通しを踏まえて、決定する。真空予冷の冷却装置や保冷庫を備えるものとして計画している。
集約化を予定している各施設の集荷野菜はレタス、ホウレンソウ、トマトが多く、夏秋野菜がメイン。年間を通して稼働100%の施設とは異なることも踏まえて、規模を検討する。
新設後、既存施設の方向性については現時点では未定。用途を変更するなどで利活用するのか、解体するのかなど、営農者などの意見を聞きながら検討する。

















