埼玉県建設コンサルタント技術研修協会(小山一裕会長)は7日、設計技術に関する講演と発表会を、さいたま市内のさいたま共済会館で開いた。会員企業の技術者がそれぞれ担当した業務を通して取り組んだ内容などを発表した後、ものつくり大学特任教授を務める旭工榮の大垣賀津雄氏による基調講演も行われた。
同協会によると、この発表会・講演会の開催は10年ぶり。冒頭のあいさつで小山会長は「この発表会は、仕事を通じてどのような工夫をして、そこから何を学んだかを伝える大切な機会。発表を聞く側にとっても、他社の技術や考え方を知ることで、新しい発想や今後の仕事につながるヒントがあると思っている。本日の発表会を通じて会社の垣根を越えてお互いの技術や経験を共有し、会社に持ち帰って活用してほしい」と述べ、有意義な時間となることに期待を寄せた。
発表は5社5人からそれぞれ20分の持ち時間で発表。内容は①AIを利用した橋梁点検・補修設計業務の効率化(なドマン技術研究所・斎藤祥悟氏)②交差点設計における省力化の取組と設計技術の工夫(ジェーエステック・大川智之氏)③三次元レーザ計測を活用した測量調査(GIS関東・織田浩希氏)④スマート農業技術の活用による農作業の効率化(旭工榮・髙月悠汰氏)⑤下水道構造物の腐食状況と対策(共和コンサルタント・高橋誠氏)―で、その後に質疑応答も行われた。続く大垣氏による基調講演は、弾性合成桁橋の設計法をテーマに、大垣氏は研究成果や方向性をわかりやすく解説した。
同協会では今回の発表会・講演会について、会員各社のプレゼンのスキルアップを図ることや交流・成長ができる場として、今後も継続して開催していきたい考えだ。
















