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栃木県矢板土木事務所

矢板土木、上高根沢氏家線、バイパス1.1㎞、五行川に新橋、氏家新田27年度用地測量へ

2026/10/08 栃木建設新聞

 県矢板土木事務所は、一般県道上高根沢氏家線の氏家新田工区(さくら市氏家新田、高根沢町大谷)の道路詳細設計を固めた。来春開通を目指す櫻野工区の南進区間で、市道U1-17号線と八溝グリーンライン(町道302号線)を結ぶ延長約1120mのバイパス。一般部の計画幅員は片側歩道の全幅12m。五行川に新橋を架設する。2027年度から用地測量・物件調査に着手する予定。

 氏家新田工区はさくら市側が約500m、高根沢町側が約620m。ルートは櫻野工区のバイパス部分と市道U1-17号線交差部から南に直進した後、緩やかなカーブを経て西に直進。4号につながる八溝グリーンラインと現道との交差点に接続する。

 幅員構成は車道3・25m×2、路肩1・5m×2。歩道は櫻野工区と同じ東側に設置。路肩は自転車がゆとりを持って通行できる幅を確保する。

 起終点の交差部は十字型に変更。3mの右折レーンを設け全幅は15m。U1-17号線側は滞留長75m、グリーンライン側の現道接続部は滞留長30m。交差点部の詳細は協議中。

 カーブ区間は五行川の左岸で新橋付近から延長約400m。可能な限り農地を斜めに横断せずに安全に走行できる曲線とした。新橋は五行川交合堰の上流側に架設し、橋梁詳細設計は27年度以降を予定。架設には工事用道路が必要で今後、道路工事の進め方などを検討していく。

 用地測量の境界確認は27年の稲刈り後を予定。物件調査などを経て28年夏以降をめどに用地交渉を開始する。工事は一定のまとまった用地取得後に実施する方針。工事の影響を受ける農業用水路については道路築造に先立ち道路脇などに付け替え、水利施設としての機能を確保する。

 U1-17号線交差部は櫻野工区の開通に合わせ今年度中に信号機を設置する。

 整備は国道4号川岸交差点を先頭に慢性的な渋滞が発生している293号の交通渋滞緩和、大雨時に冠水の恐れがある氏家アンダーの迂回路確保が目的。

 櫻野工区に続く氏家新田工区が完成すると主要地方道大田原氏家線~4号間が一度も右左折することなく接続。4号へアクセスする幹線道路の選択肢が増加し、防災機能と交通利便性が向上する。

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