記事

事業者
群馬県甘楽町

甘楽町は農業公園の整備を来年度も

2026/10/09 群馬建設新聞


甘楽町は本年度からの新規事業として着手した(仮称)オリーブの丘農業公園の整備事業で、来年度は公園整備および建築物に関する実施設計業務を行うほか、オリーブ苗木定植工事を予定する。設計業務委託は年度明け早期を予定している。建設地は上信越自動車道甘楽スマートIC付近となり、体験広場や加工施設棟などの施設整備を検討している。公園整備は2028年度に着手し、30年度の開園を目指して、工事を進める。

公園整備のコンセプトは、上信越自動車道甘楽スマートIC付近の荒廃農地を活用し、有機農業の振興、観光資源の開発、環境保全、教育の場としての役割を果たすことを目指すもの。基本設計業務を本年度に公募型プロポーザルで行っており、現在、プランニングネットワーク(東京都北区)が業務を進め、2027年2月1日までの工期で業務を進めている。また、本年度は伐木や伐根などの工事を8月に指名競争入札で発注し、山崎土木工業(甘楽町)が行っている。5haを対象に実施する計画となる。

来年度は実施設計業務を進めるとともに、町道整備の進捗によって上下水道管の布設工事を行うかを判断する。その後、28年度と29年度で公園整備などを実施。年度ごとに第1期と第2期と位置付け、体験広場・クラブ棟建築工事、加工施設棟の建築を行う。現段階における想定される全体工事費は5億1451万6000円を見込む。

現在の予定では園内施設に体験広場・クラブ棟、加工施設棟などのほか、園地、遊具広場や利便性向上施設の整備も予定し、全体面積は約7・57haを想定する。

整備にあたっては、地域住民と観光客が交流でき、公園内には、有機農産物をテーマにした飲食、直売所や憩いの場のスペースを設置し、訪れる人々が甘楽町の特産品や自然環境を楽しむことができる場となる公園を目指す。

また、災害時に対応可能な公園全体として防災機能を持つ施設にするほか、ユニバーサルデザイン、インクルーシブデザインに配慮した公園づくりを推進する。また、クリーンエネルギーの活用や雨水利用など、環境に配慮した施設として整備することを基本方針として定めている。

体験広場棟は体験スペースや飲食スペースを設け、ピザ窯やBBQグリルの整備を予定。飲食スペースは屋根付きと屋根無しを設け、それぞれ32席を想定している。クラブ棟では売店17・6㎡、体験スペース52・9㎡のほか、トイレやシャワー室、事務所などの整備を計画する。

なお、これまでには甘楽町農業公園整備事業説明会を3月17日に開催した。来年度については実施設計業務を進める中で、説明会を求める声が多ければ実施する考え。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら