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国土交通省常陸河川国道事務所

3~9億規模12月公告/酒門立体化へ歩道橋撤去

2026/10/14 日本工業経済新聞(茨城版)


 国土交通省常陸河川国道事務所は、国道6号酒門町交差点の立体化に向け、既存歩道橋の撤去や舗装、排水施設の整備などを進める。関連工事は12月ごろの公告を予定し、工事規模は3億円以上9億円未満、工期は約25カ月。余裕期間制度のフレックス方式も導入する。交通量の多い幹線道路で通行を確保しながら段階的に施工し、慢性的な渋滞緩和と交通の円滑化を目指す。



 同事業は、慢性的な渋滞が課題となっている酒門町交差点の立体化を図るもの。事業区間は水戸市住吉町から酒門町までの延長約1・1㎞で、立体交差区間は約500m。橋梁区間約150mと、両側のアプローチ区間を構成する擁壁部で整備する。全体事業費は約81億円を見込む。

 今後は、標識撤去工事の完了後、切回し道路の整備に移行する。仮設道路や既存道路を活用しながら交通を段階的に切り替え、排水側溝の付け替えなどを進める。上下線を分けて施工するため、一定の工期を要する見通し。交通量や時間帯に応じて交通規制計画を柔軟に見直しながら、早期完成を目指す。また、防草タイプのブロックを配置し、除草作業の省力化による維持管理費の縮減も図る。

 切回し道路の整備後は、仮囲いや仮締切などの仮設工に続き、橋梁下部工3基と基礎工に着手する。道路中央部を施工ヤードとして活用し、切回し道路によって上下線各2車線の通行を確保する。その後、橋梁上部工や擁壁、盛土、照明灯、標識、舗装などの工事を段階的に進め、立体交差の完成を目指す。

 酒門町交差点は国道6号と国道50号が交差し、北関東自動車道の茨城町東IC、水戸南ICにも近接する交通の要衝。周辺では渋滞に加え、交通事故や車両の抜け道利用が課題となっており、立体化による交通流の改善や渋滞緩和、交通事故の減少が期待される。

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