帝国データバンク(TDB)宇都宮支店は、9月期の県内景気動向調査結果をまとめた。景気DIは前月比0・6ポイント改善の41・7と3カ月連続で上昇。景気けん引役の建設は47・4で突出。公共工事の資材価格高騰を考慮した安定的な発注に加え、ハウスメーカーが息を吹き返しつつある。
主要6業界では建設が前月比0・1ポイント改善の47・4で2カ月連続首位。2位の製造は1・4ポイント改善の44・0。春先に比べ生産が戻りつつあり、前月の4位から浮上した。3位のサービスは1・4ポイント悪化の43・8。前月の2位から一歩後退した。
4位の卸売は3・7ポイント改善の42・1。7カ月ぶりに30台を脱し、前月の5位から前進。5位の運輸・倉庫は1・6ポイント悪化の41・7。前月の3位から2ランクダウン。最下位の小売は5・0ポイント大幅悪化の23・6。40台の他業界に比べ、唯一の20台に低迷する。
先行き見通しは3カ月後44・3(前月43・6)、6カ月後44・4(43・3)、1年後45・2(44・4)と全カテゴリーが改善。中東情勢解決の見通しが暗い中、国内消費税の引き下げや米国中間選挙の影響が景気回復につながるという見方がある。
全体の景気DIは3カ月連続の上昇とはいえ、3カ月とも改善幅は1ポイント未満。力強さに欠け、希望的観測が先行した格好。小売やサービスの悪化は物価高騰の買い控えが響いた。本県の県別順位は36位。隣県の群馬は38位、茨城は23位。
9月14日から30日にかけ、県内企業300社に調査。回答企業は122社(回答率40・7%)。インターネットで景況感を探った。
















