太田市土地開発公社は、強戸町地内ほかで(仮称)強戸地区産業団地の造成を計画している。順調に進めば2027年度に造成工事に向けた詳細設計業務を委託する。新規産業団地の造成面積は面積約34haの規模となる。本年度は地質調査や概略設計、測量業務などを技研コンサル(前橋市)が進めており、同団地造成事業の概要などをまとめる見通し。
同産業団地は強戸町および上強戸町の一部の区域。北関東自動車道太田強戸スマートインターチェンジから南東へ進み、北関東自動車道南側に造成する。強戸町および緑町地内の太田さくら工業団地から八瀬川を西側に越えた農地が建設予定地となっている。
詳細設計など各種業務の委託や造成工事の発注などは同公社が担当し行う。詳細設計業務の委託については、指名競争入札での実施が見込まれる。
造成工事について、同建設予定地は農地と隣接しているため、近隣の農地の営農に影響が出ないよう工事を行う。団地の排水施設については八瀬川への放流を想定しており、近年は集中豪雨が多発していることを加味して雨水の流出対策を検討するほか、汚濁流出および排水先の河川などへの負担が生じないよう雨水流出増対策を講じる。また、調整池や公園・緑地帯の設置も予定している。
同団地造成事業としては、25年7月に環境影響評価業務を平成理研(栃木県宇都宮市)へ委託し、同社が28年1月31日までの履行期限で業務を進める。また、同業務と並行して各種調査や設計業務などを27年5月31日までの履行期限で技研コンサルがまとめる。環境影響評価作成後に、市街化区域への編入など都市計画手続きを進め、用地の取得を行う見通し。
同公社で直近に造成した産業団地としては、吉沢町および原宿町地内に位置するおおた渡良瀬産業団地があり、22年4月に完成している。同事業の面積は54・4haとなり、うち西側に位置する吉沢地区が36・5ha、東側の原宿地区が17・9haの規模となる。18年度に造成工事をプロポーザルにより公募し、関東建設工業・工藤建設工業・石宝・大沢建設JVが落札した。また、実施設計業務は都市設計(伊勢崎市)、建物等調査および積算業務を技研コンサル、公共用地測量等業務委託については神岡測量(太田市)がそれぞれ受託した。

















